神石牛がおいしいわけ。
広島県東部に位置する神石高原町(じんせきこうげんちょう)は、標高500~650m。
年間平均気温は11℃と冷涼な自然環境です。 一帯は、石灰岩質のカルスト台地を形成しているため、弱アルカリ性、 カルシウムが豊富な自然水が得られます。
暑さが苦手な牛にとって、神石高原町はまさに理想的な環境。 自然環境だけではありません。
経験と知識が豊富な肥育農家が文字通り “手塩にかけて”育てられた神石牛(じんせきぎゅう)は、稀少なブランド牛。 そのおいしさの秘密に迫ります。
*ふるさとチョイスに掲載の返礼品「神石牛半身まるごとセット」は、 神石高原町の向牧場、小川牧場から出荷された選りすぐりの神石牛を なかやま牧場が加工、製造したもの。 ふるさと納税の返礼品としてお届けします。
出荷されるのはわずか150頭ほど。
文字通り稀少なブランド牛です。
ふるさと納税の返礼品としてお届けします。 今回、返礼品としてのお送りする神石牛は、年間わずか150頭ほど。神石高原町全体としても例年、神石牛は400頭ほどしか出荷されません。 生産量が少ないのは、手間ひまがかかるということと、肥育農家が少ないため。 肥育農家は一頭一頭を注意深く観察し、生産者として望みうる最高の環境を維持するための技術と情熱を注いで神石牛を育てています。健康でストレスなく育った牛でなければ、おいしい牛肉にはならない、と肥育農家は確信しているからです。ではその味を支えているのは何なのでしょうか。
和牛の最高峰とされる黒毛和種を
選び抜いて神石牛として育てます。
和牛の最高峰とされる黒毛和種を選び抜いて神石牛として育てます。 肉質のよさが世界的に認められている黒毛和牛。その霜の降り具合、肉の色味、味わいなどが高く評価され、和牛のなかでも最高峰と呼ばれています。黒毛和牛の赤身は、きめ細かく、 しっとりとしてうまみが濃く、なめらかな食感が魅力です。 脂肪が赤身の間に緻密に入り込んでいるため、やわらかく、舌の上でとろけるまろやかな味わい。 脂肪にはほのかに甘味さえ感じられます。これが神石牛のおいしさ。
黒毛和種に独自の肥育技術を投入して到達した神石牛ならではの風味とうまみ。そのおいしさの秘密は、安心・安全を追求した結果ということをご存知でしょうか。
おいしさを追求するために
抗生物質やホルモン剤を一切排除。
神石牛のおいしさの秘密の一つが独自に配合した飼料です。 神石牛の飼料には、抗生物質やホルモン剤などは含まれていません。 子牛の成長に合わせて、肥料の配合も微妙に変化させ、消化や胃内微生物の活性を図りつつ、肉牛としてのおいしさを徹底追求しています。安心と安全を追求しているため、今回の返礼品のための神石牛用としては、飼料運搬車も専用に用意。たとえ微量でも、神石牛の飼料が他の飼料と混ざることがないよう細心の注意を払っているのです。
もちろん、それだけではおいしい神石牛にはなりません。 そのために必要なのがさらに高度な肥育技術です。
冷涼な自然環境と丹精込めた肥育。
経験豊富なプロが肥育技術を駆使します。
子牛から育て、約2年半で出荷される神石牛。 飼料さえ与えておけば、だまっていても出荷できるようになるまで育つ、というわけではありません。出荷に至るまで肥育農家は、一頭一頭の健康に細心の注意を払い、病気やケガがなく、ストレスのない環境を維持するためにさまざまな努力を重ねています。個体観察を通じて飼料の与え方を変えたり、削蹄のタイミングを計ったり、牛床の環境維持、飼槽の清掃、牛舎全体の環境など、肥育農家が配慮すべきことは枚挙にいとまがありません。 食欲のない牛がいればその原因を探り、カゼを引きかけている牛がいれば、 様子を見ながら快方に向かうよう取り組みます。 そうすることによってよりおいしい牛肉になる、と確信しているからです。 こうしたきめ細かな気配りこそが肥育技術。
肥育農家は、おいしい牛肉への情熱を抱く技術者でもあるのです。
料理に合わせたおいしい牛肉を
毎月、12ヵ月間お届けします。
牛肉はお米などとは異なり、味付けをして食べます。
ステーキ、焼肉をはじめ、すき焼き、しゃぶしゃぶ、カレーやシチューなどの 煮込み料理や炒め物に至るまで、料理のバリエーションはさまざま。
では、どの料理もA5ランクの牛肉で作るのがいちばんおいしいのでしょうか。 私たちは、料理によってはA4やA3ランクの牛肉のほうがおいしい場合があると思っています。今回お送りする神石牛は調理を想定して部位と等級を選択、おいしく食べられる最適なカットを行なって冷凍パック詰めにしてお届けします。
稀少なブランド「神石牛」のA3~A5ランクを厳選してお送りします。
「神石牛半身まるごとセット」が返礼品のふるさと納税。